2.天命に目覚めるファスティングメソッド
今回は皆さんにより安全に、より効果が高く、より楽に行える「TENMEI式ファスティング」のやり方を動画にてシェアさせて頂けたらと思っています。
また、TENMEI流ファスティングの取り組み方、そしてファスティングそのものの効果効能に関して、僕自身の4年間の経験を元にお伝えします。
本来の自分を思い出せる
僕自身、ファスティングを経験する前というのは、普段の自分の体調や頭の回転、食事を食べる量など特に違和感を持つことなく生活し続けてきました。しかし、半日断食というものから始まり、そこから年4回のファスティングを習慣化するようになってからは今までの自分が鉛だったかと思うほどに全てに変化がありました。ここではその一部を紹介します。
1.脳機能の向上
一番体感として大きく変化を感じるのはこれでした。半日断食を導入してからというもの明らかにそれまでと比べ頭が重く気だるい感じもなく鮮明となり、明らかに頭の回転が早いことが実感出来ました。
それからは明確に頭がスッキリしていて調子が良い状態とそうではない状態を認識出来るようになり、普段の食事管理によって良い状態を出来る限りキープすることが出来ています。
2.食事量や体系の改善
ファスティングをする前の僕は平均男性の2人~3人前の食事を1日3回ほど摂取していました(運動習慣もなし)。日常的にお酒を飲んでいたこともありますが、体系としてはもちろん痩せてるとは決して言えないものでした。
しかしファスティングを繰り返していく中で明らかに食事量は大きく減り体系としても平均的な体重が特に無理をすることもなくキープ出来ています。
今では1日1食家族とのしっかりとした食事とスムージーやシリアル等の軽食の合計2食で十分と感じています。
3.睡眠の質の改善
人の体は大きく分けて消化と代謝の2つを行っています。消化とは文字通り食べた食べ物を栄養素として使える状態まで細かくします。そして代謝とはそのエネルギーを実際に原動力として燃やしたり、身体が正常に機能し続ける為のメンテナンスを行っています。
それによって身体が代謝作用によってメンテナンスに当てる時間が取れず万病の原因となったり、寝ても寝ても疲れが取れない状態が続いてしまいます。
ちなみに僕の場合ですが、5日間ファスティング中だと普段より1時間は早く自然と目が覚めます。
4.気分の変化
ファスティングを取り組む様になって最も良かったと感じるのはこの気分の変化です。
ここではあまり詳しい理論の話は省きますが、人の腸からはセロトニンという人が幸福感を感じる時やストレスを抑制する時に出るホルモンがあります。
この別名「幸福ホルモン」とも言われるセロトニンは、なんと9割以上が腸から生成されるのです。
ファスティングをしているとさきほどの項目で触れた体内の代謝機能が活発化し腸内が綺麗になるのでセロトニンが放出しやすい状態を作ることが出来ます。
理屈だけではいまいちしっくり来ない方も多いと思いますが、より具体的に話すと、嬉しいことが何も起きていなくても何となく心地良かったり、充足感のある日常を感じることが出来ます。
それが日常的になってくるとどんなものを食べると腸にとって良くないのかなんかも身体や気分を通じて気付ける様にもなれます。その為、普段からイライラしがちな方には本当におすすめと言えます。